全国農業システム化研究会
「全国農業システム化研究会」とは
昭和44年3月、社団法人全国農業改良普及協会(現:一般社団法人全国農業改良普及支援協会)は、田植え作業の機械化による省力的・効率的稲作栽培技術の開発と普及を目指し「田植機械化研究会」を発足しました。
その後、時代の変化と普及関係機関の要請により、昭和46年には稲作作業全般に領域を拡げ「稲作システム化研究会」に名称を改め、さらに昭和49年に稲作のみならず広く農業全般を対象とした「全国農業システム化研究会」へと発展し、生産技術に関する研究活動から、農業経営、生活分野をも含めた幅広い分野での調査・研究を実施しています。
研究会の活動
●年度ごとに全体会議で承認された事業計画(課題)に沿って、生産者、当該県の専門技術員(農業革新支援専門員)・普及指導センターの担当者、農業資機材メーカーが協力して、生産現場での課題を解決するための実証調査を行います。
●必要に応じて、各実証地で現地検討会や研修会、実演会等を通じ、実証技術の普及拡大を行います。
●毎年2月に、関係者全員が参加して、東京で最終成績検討会(成果の発表)を行います。
●課題に関係するフォーラムや現地検討会を実施しています。
令和6年度の実証課題
共通テーマ:イノベーションによる農業の生産力向上と持続性の両立を目指した実証
(1)スマート農業技術等による稲作経営の確立に関する実証調査
(2)水田における土地利用型作物等の生産効率向上に関する実証調査
(3)野菜等の効率的生産技術に関する実証調査
(4)効率的な病害虫雑草防除技術に関する実証調査
(5)重要病害虫対策に係わる生物農薬等の利活用に関する実証調査(IPM実証調査)
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