当協会では、農林水産省の令和元年度予算である持続的生産強化対策事業(GAP拡大推進加速化事業)の一環として、国際水準のGAPに取り組む農業者の拡大に向け、全国研修会(東京)および9ブロックで地方研修会を開催する運びとなりましたので、参加者を募集します。
この研修会は、農場経営管理(含む団体認証、以下同じ)、食品安全、環境保全、労働安全、人権保護といったGAPの取り組み内容に対する農業者等の理解の向上を図るものです。
地方研修会では、農場経営管理と他の課題2課題に重点を絞った解説を行こととしています。
また、GAP認証審査会社とGAP審査員を目指す方(GAP審査員候補者)とのマッチングについて、開催都市を限定して同時に開催します。
1.概要
農業者が国際水準のGAPに取り組むにあたっては、食品安全、環境保全、労働安全、人権保護、農場経営管理への対応が求められています。これらは幅広く多様な内容を含むため、なぜこのような取り組みが必要なのか、どのような法令・制度と関連しているのか、どこまで取り組めばよいのかなど、すべてを十分に理解することは難しく、取り組みづらいとの声も聞かれます。
このような中で、当協会ではGAPの指導員等を対象とした研修会を開催し、国際水準のGAPの実施に必要な各分野における最近の法改正の動き等を踏まえ、取り組むべき関係法令・制度の背景や趣旨等を専門家が解説します。
2.開催日時、場所及び募集等
(1)地方研修会(研修内容は研修会によって異なります、下記一覧でご確認ください)
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日 時: |
令和元年9月25日〜平成令和元年12月10日 |
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開催都市: |
下記一覧のとおり |
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募集対象: |
都道府県・市町村・農業者団体等のGAP指導員、GAP審査員を目指す方、農業者 等 |
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募集人数: |
50名程度 |
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参加費: |
無料 |
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研修内容: |
下記一覧のとおり |
○予定している研修講師 (敬称略)
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@総論等: |
※開催する会場により講師が異なりますので、詳細をご確認ください。
(公財)日本適合性認定協会 認定審査員 宮原 義博
新潟県農林水産部農産園芸課 主査 小池 甲
全国農業協同組合中央会 JA支援部担い手育成課 アドバイザー 城向 孝洋
(一社)全国農業改良普及支援協会 会長 岩元 明久 |
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A食品安全: |
東海大学海洋学部水産学科 客員教授 荒木 惠美子 |
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B農薬関連: |
農薬工業会 安全広報部長 加藤 純 |
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C労働安全: |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
農業技術革新工学研究センター 安全工学研究領域長 貝沼 秀夫 |
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D環境保全: |
インターテック・サーティフィケーション(株) ASIAGAP/JGAP審査員 木村 卓 |
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E人権・福祉・
労働管理: |
横澤社会保険労務士法人 代表社員 横澤 肇 |
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その他: |
野菜の衛生指針・・・・・ 農林水産省消費・安全局 食品安全政策課 |
(2)全国研修会
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日 時: |
令和2年1月14日(火)10:00〜17:00
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開催場所: |
全日通霞が関ビル 8F大会議室
(〒100-0013 東京都千代田区霞が関3丁目3番地3号) |
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募集対象: |
農業者、都道府県・市町村・農業者団体等のGAP指導員 等 |
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募集人数: |
150名 |
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参加費: |
無料 |
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研修内容: |
すべての課題が対象 (パネルディスカッション 等)
≪午前の部 10:00〜12:00≫
・団体認証をいかに進めるか
≪午後の部 13:00〜17:00≫
・安全性確保の観点からのGAP
・持続性確保の観点からのGAP |
○予定している講師(敬称略) |
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・東京大学大学院農学生命科学科 教授 中嶋 康博
・地方研修会出席の@〜Eの講師 |
(3)マッチングの開催
審査会社とGAP審査員を目指す方等のマッチングを北海道、関東、近畿、九州の地方研修同会場にて午前中に併せて開催します。
審査会社の概要説明後に、個別にマッチングを実施致します。
なお、会場毎のマッチング出席予定審査会社については下記一覧の詳細をご確認ください。
<研修会一覧>
地域 |
日時 |
場所 |
人数 |
研修内容 |
詳細 |
申込 |
北海道
(札幌市)
※マッチング有 |
9月25日(水)
13:00〜17:00 |
TKP札幌駅カンファレンスセンター 3階
カンファレンスルーム2D |
50名 |
@総論等
A食品安全
C労働安全 |
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終了 |
中国
(広島市) |
10月1日(火)
13:00〜17:00 |
ワークピア広島
3階 蘭AB |
50名 |
@総論等
A食品安全
C労働安全 |
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終了 |
近畿
(京都市)
※マッチング有 |
10月2日(水)
13:00〜17:00 |
メルパルク京都
4階 研修室3 |
50名 |
@総論等
A食品安全
C労働安全 |
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東北
(仙台市) |
10月11日(金)
13:00〜17:00 |
仙都会館
5階 B会議室 |
50名 |
@総論等
A食品安全
B農薬関連 |
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東海
(津市) |
10月25日(金)
13:00〜17:00 |
三重県教育文化会館
3階 第5会議室 |
50名 |
@総論等
C労働安全
D環境保全 |
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関東
(さいたま市)
※マッチング有 |
11月1日(金)
13:00〜17:00 |
TKP大宮西口カンファレンスセンター
5階 ホール5A |
50名 |
@総論等
D環境保全、
E人権・福祉・労務管理 |
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四国
(松山市) |
11月7日(木)
13:00〜17:00 |
リジェール松山
8階 瑞穂 |
50名 |
@総論等
C労働安全
D環境保全 |
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北陸
(新潟市)
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11月19日(火)
13:00〜17:00 |
駅まえオフィス貸会議室
7階 大会議室 |
50名 |
@総論等
B農薬
E人権・福祉・労務管理 |
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九州
(鹿児島市)
※マッチング有 |
12月10日(火)
13:00〜17:00 |
TKPガーデンシティ鹿児島中央
3階 屋久島 |
50名 |
@総論等
A食品安全
E人権・福祉・労務管理 |
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全国
(東京都) |
令和2年
1月14日(火)
10:00〜17:00
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全日通霞ヶ関ビル
8階 大会議室 |
150名 |
パネルディスカッション
≪午前の部10:00〜12:00≫
・団体認証をいかに進めるか
≪午後の部13:00〜17:00≫
・安全性確保の観点からのGAP
・持続性確保の観点からのGAP |
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終了
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3.参加応募後の対応
(1)「申込」フォームより申し込まれた応募者には速やかに研修会参加の可否を通知します。
(2)通知後、研修会の参加を辞退する場合は速やかに当協会へお知らせください。
(3)研修会終了後にアンケートを必ず提出していただきますので、御了承願います。
4.研修内容等に係る質問
研修会場毎の課題に限り、当日も質問をお受け致しますが、事前に質問事項がある場合には普及啓発資料を確認したうえで、各研修会の3日前までに質問票により下記のメールアドレス又はFAXにて送信願います。
・普及啓発資料(PDF)
・質問票(WORD)
メール:gap-suisinkensyu*jadea.jp (*を半角@に変換してください)
FAX:03−5561−9569
5.その他
取材関係者の方で当研修会を取材したい場合は、必ず事前にご連絡をお願い致します。
6.問い合わせ先
全国農業改良普及支援協会
GAP推進部 河本、山田、櫛田
電 話 03−5561−9562、03−5561−9561
受付時間 月〜金曜日 10:00〜17:00(12:00〜13:00を除く) |